あなたは今、フランス語が話せるようになるには、どうしたら良いのかと悩んでいませんか。
単語帳や文法書をコツコツ勉強しても、ネイティブの会話は早口言葉のように聞こえて、何を言っているのかさっぱり分からないと感じているかもしれません。
フランス語のスクールやレッスンに何年も通い続けているのに、一向に上達を感じられないという人も多いです。
努力が足りない、才能がないと諦める必要はありません。
実は、あなたがフランス語を習得できない理由は、あなたの努力や才能とはまったく別の、根本的な「ある問題」にあるのです。
あなたのフランス語学習は「日本語フィルター」でロックされています
多くの日本人が外国語会話を苦手とする、最も大きな原因は、脳が「日本語モード」でロックされてしまっていることなのです。
フランス語を学び始めた人の多くは、単語を覚え、文法を理解すれば、話せるようになると信じています。
テキストを読めば意味が分かるのに、いざネイティブスピーカーとの会話になると、言葉がクリアに聞こえてこないという経験はありませんか。
会話は生きた音楽です。
そもそも「話す」ということは、音を伴わない「読む」とか「書く」というのとは、まったく別の作業なのです。
日本の外国語学習は、この「音」を軽視する傾向があるからこそ、せっかくフランス語を学んでも、話せない人が多いのです。
今の勉強法では、あなたの脳にフランス語の土台が構築されず、日本語フィルターを通した会話もどきから脱却できないため、いつまで経っても上達することはありません。
従来のフランス語学習法が間違っている3つの理由
間違い1:日常会話の文法や単語を勉強すれば話せるようになるという誤解
これはよく言われる勉強法ですが、会話は生き物です。
あなたが話したい文法や単語を必死に暗記しても、実際の会話では言葉がスムーズに出てこないということが起きてしまいます。
ネイティブスピーカーの思考の流れについていけず、言葉がクリアに聞こえてこないのは、これが原因です。
日本語の外国語学習では、読み書きに重点を置く傾向があるため、その結果、多くの人が話せないままになっているのです。
間違い2:ネイティブの先生と会話すれば語学が習得できるという誤解
これは最もよくある間違った常識です。
会話の第一歩は「ひとり言」です。
脳の中にフランス語の土台ができていない人が、高いスクール代を支払い、ネイティブの先生と会話したとしても、何も積み重なっていきません。
ネイティブの先生の発音を聞き、お手本を見せてもらったとしても、あなたが理想とする状態まで、あなたの聴く力や語学力が上がることはないのです。
語学習得の前提となる「脳の土台」を作るために何をするか、が何よりも大事なことです。
間違い3:フランス語の音声を聞き流せば聴き取れるようになるという誤解
「リスニングの練習をすればいい」と考え、フランス語のポッドキャストやYouTubeを何時間も聞き流していませんか。
これは、これほどもったいないことはありません。
なぜなら、あなたの脳がフランス語の音色を「意味のある情報」として認識していないからです。
日本語の音に最適化されたままフランス語を聞き流しても、脳はそれをただの雑音として処理してしまい、効果はほぼゼロです。
これは、ラジオのチューニングが合っていないのに、どれだけボリュームを上げてもクリアな音が聞こえない状態とよく似ています。
脳科学が証明した「聴き取れない」決定的な理由
聴き取れる人と聴き取れない人の脳の違い
日本医学英語教育学会の名誉理事長を務める脳神経外科医が書いた論文に、衝撃的な事実が記されています。
フランス語を流暢に話せるバイリンガルの人の場合、日本語を聴いている時と、フランス語を聴いている時で、脳の中でそれぞれ別の場所が活動していることが分かっています。
つまり、脳をフランス語用と日本語用で使い分けているということです。
一方、フランス語を聴き取れないノンバイリンガルの人はどうだったかというと、なんと、フランス語を聴いている時も、日本語を聴いている時も、同じ脳の部分しか使っていなかったのです。
これは、フランス語の音声が耳に入っても、脳はそれを日本語の音として処理しようとするため、フランス語独特の音色を認識できないということを意味しています。
言語を決定づける「音色」の秘密
ここで、あなたの脳にフランス語の土台がない理由を、さらに詳しく説明します。
多くの語学書には「日本語にある音」と「日本語にはない音」という表現がありますが、これはとんでもない誤解です。
最初に結論を申し上げます。
実は、「日本語にある音」は日本語の中にしかありません。
そして「日本語にはない音」は、日本語以外のすべての言語の中にある音なのです。
フランス語の「a, e, i, o, u」という母音は、見た目は日本語の「あいうえお」と同じに見えます。
ですが、実際に聴いてみると、まるで違う音色を持っていることに気づくはずです。
これは、ギターで弾いたA音とヴァイオリンで弾いたA音が「同じ音」ではないのと同じです。
音程は同じでも、楽器が違えば音色はまったく違います。
言語も同じように、それぞれ固有の「音色」を持っているのです。
この「音色」の違いを決定づけているものが、「パスバンド」です。
パスバンドとは、言語によって優先的に使用される周波数帯のこと。
日本語には日本語のパスバンドがあり、フランス語にはフランス語のパスバンドがあります。
日本語で育った私たちの脳は、日本語のパスバンド、つまり日本語の音色に最適化されています。
だから、フランス語の鼻母音や独特のRの音、そして単語と単語がつながるリエゾンといったフランス語特有の音の流れを、正確に認識できないのです。
これは、脳のチューニングが日本語にしか合っていない状態なのです。
幼い子どもが言葉を覚える「あの方法」がヒント
そもそも、あなたは日本語を話すために、単語帳を暗記したり、文法を勉強したりしましたか。
答えは当然Noだと思います。
私たちは言語を習得する時に、勉強をせずにあることを徹底的に繰り返しています。
私たちは、周りの大人が話す日本語の音色を聴き、真似をして、いつの間にか話せるようになっていました。
その過程で、私たちの脳は日本語のパスバンドに最適化されていったのです。
言語の習得において、母音や子音といった個別の音よりも先に、まず言語全体の「音色」、つまりパスバンドを体感することが重要です。
パスバンドが第一義的であり、音素は第二義的なものなのです。
大人になってからでも、脳の聴覚処理能力は変化させることができるということが、マサチューセッツ大学と東京大学の共同研究で分かっています。
そして、その方法は意外にシンプルです。
多様な言語の音色に触れることで、脳が新しいパスバンドを認識する柔軟性を取り戻すことができるということが報告されています。
フランス語だけを聴き続けるよりも、世界中の様々な言語の音色に触れることが、あなたの脳のパスバンドを一気に広げるためのカギになります。
勉強をしない第3の言語習得メソッド
従来の語学学習は、文法や単語を勉強する「知識型」と、ネイティブと会話する「実践型」の2つに分けられますが、この2つだけでは脳が認識できるパスバンドを広げることはできません。
私たちが開発したのは、子どもの言語習得プロセスから生まれた、勉強をしない第3の言語習得メソッド、「ネイティブ・セルフラーニング」です。
このメソッドは、認知神経科学の研究や、東京大学チームが英科誌「Scientific Reports」で発表した研究結果、そして実際に多言語を習得した専門家の経験から導き出された、科学的根拠のあるアプローチです。
ネイティブ・セルフラーニングは、世界中の多様な言語の音声で、あなたの脳の土台を構築することに焦点を当てています。
このメソッドなら、日本語のパスバンドにロックされていたあなたの脳が、フランス語はもちろん、世界中の言語を習得するための柔軟な聴覚を獲得できます。
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