英語留学の効果がない?「行けば話せるようになる」が最大の嘘である科学的理由

「環境さえ変えれば、英語は話せるようになるはずだ」

そう信じて、数ヶ月、あるいは1年以上の時間を費やし、数百万円という大金を投じて海外留学を決意する人は後を絶ちません。

現地の語学学校に通い、ホームステイをし、英語漬けの日々を送る。

夢にまで見た海外生活。しかし、帰国後の現実はどうでしょうか。

「簡単な意思の疎通はできるが、英語を習得したという実感がない」

「期待していたほど、聴き取りや発音の面で進歩が見られなかった」

「結局、向こうでも日本人同士で固まってしまった」

もしあなたが、留学に対して「魔法のような効果」を期待しているなら、あるいは留学経験者で「自分の努力不足で効果が出なかった」と落ち込んでいるなら、この記事はあなたのためのものです。

留学の効果が出ない、あるいは薄いと感じる原因は、あなたのやる気やコミュニケーション能力の問題ではありません。

それは、日本にいる間に形成された「脳の聴覚フィルター」を持ったまま、海外へ飛び立ってしまったことにあります。

脳科学の視点から言えば、耳(聴覚)の準備ができていない状態での留学は、穴の空いたバケツで水を汲み続けるようなものであり、非常に効率が悪いのです。

目次

留学の効果を無にする「脳の鎖国状態」とは

多くの人が「英語習得には留学が効果的だ」と考え、体験談を読み漁ります。

成功する人と失敗する人の差は何なのか。

「積極的に話しかけたかどうか」という精神論がよく語られますが、もっと物理的で、抗いようのない壁が存在します。

それが、あなたの脳が長年かけて作り上げた「日本語専用の音の防御壁」です。

日本という島国で育った私たちの脳は、日本語の低い優先周波数帯(パスバンド)に極度に適応しています。この状態で英語圏に行っても、あなたの脳は現地の音を「言語」としてではなく、「雑音」として処理し続けます。

ニューヨークのカフェで隣の席から聴こえる会話も、ロンドンの地下鉄のアナウンスも、あなたの耳には届いていますが、脳には届いていないのです。

この「脳の鎖国状態」を解かないまま現地で生活しても、期待するような劇的な効果は得られません。

留学すれば英語が伸びるという三つの危険な誤解

「行けばなんとかなる」という神話は、多くの学習者を失望させてきました。なぜ留学の魔法は効かないのか、その背景にある三つの誤解を解き明かします。

誤解 1:24時間「英語のシャワー」を浴びれば、自然と耳が開く

「赤ちゃんのように、聴き続けていればいつか分かるようになる」

これは留学エージェントがよく使うフレーズですが、大人(特に10歳以上)の脳には当てはまりません。

赤ちゃんの脳は真っ白なキャンバスですが、大人の脳にはすでに強力な「日本語フィルター」がかかっています。フィルターがかかった状態で英語のシャワーを浴びても、それは「水を弾くレインコートを着てシャワーを浴びている」のと同じです。

どれだけ量(インプット)を増やしても、脳がその音をキャッチする「アンテナ」を持っていなければ、音は右から左へと抜け落ちていくだけなのです。これが、1年留学してもリスニングが進歩しない科学的な理由です。

誤解 2:現地で話す機会(アウトプット)を増やせば流暢になる

「恥を捨てて話せ!」とよく言われますが、これも根本的な解決にはなりません。

フランスのアルフレッド・トマティス博士が提唱した理論によれば、「人間は聴き取れない音を発音することはできない」とされており、これは「トマティス効果」として知られています。

現地のネイティブの早い会話や、微妙なニュアンス(息遣い、リズム)が正確に聴き取れていない状態で、いくらアウトプットの練習をしても、それは「自分の頭の中にあるカタカナ英語」をリピートしているに過ぎません。

結果として、「通じるけれど、発音は日本語モードのまま」「独特の言い回しが身につかない」という、中途半端な状態で成長が止まってしまうのです。

誤解 3:語学学校の授業で文法を学べば、会話力が上がる

留学費用の多くは語学学校の授業料に消えますが、そこで行われるのは大抵、テキストを使った文法やリーディングの授業です。

しかし、文法知識なら日本でも学べます。高いお金を払って現地に行く意味は、「生きた音」の中に身を置くことです。

それなのに、脳が「音」を受け入れられない状態では、結局、視覚情報(テキスト)に頼る学習スタイルになり、日本で勉強しているのと何ら変わらない時間を過ごすことになります。

留学の効果を最大化するためには、机上の勉強ではなく、現地の空気を震わせている「音」そのものを吸収できる脳の状態を作る必要があります。

日本人の留学効果を下げる元凶「パスバンド」の壁

なぜ、同じ期間留学しても、劇的に伸びる人とそうでない人がいるのか。

その鍵を握るのが、言語ごとの優先周波数帯「パスバンド」です。


日本語は世界的に見ても非常に低い周波数帯(125Hz〜1,500Hz)を優先的に使用する言語です。

一方、英語(特にイギリス英語)は、2,000Hzから12,000Hz以上という、はるかに高い周波数帯を使用します。

【留学先で脳に起きていること】

あなたが現地に到着した瞬間から、周囲には高周波の倍音を含む英語の音が溢れています。

しかし、日本語のパスバンドに固定されたあなたの脳は、1,500Hz以上の音を「環境音(ノイズ)」として自動的にカットします。

  • 英語ネイティブの発話に特有の音色。
  • 感情と直結する抑揚の微細な変化。
  • 単語と単語との間にわずかな隙間に存在する息遣い。

これら、会話において最も重要な情報が、あなたの脳には届いていません。

脳に届くのは、高周波成分がごっそり抜け落ちた「モゴモゴとした不明瞭な音」だけです。

この状態で「聴き取ろう」「話そう」と努力することは、視力が悪いのに眼鏡をかけずに遠くの文字を読もうとするようなものです。努力の方向性が間違っているのです。

留学を「最高の投資」に変えるための脳科学的アプローチ

では、どうすれば留学の効果を実感できるのでしょうか。

あるいは、留学せずに留学以上の効果を得ることは可能なのでしょうか。

その答えは、「脳のモード切り替え」にあります。

日本医学英語教育学会の名誉理事長を務める脳神経外科医が行った研究、およびマサチューセッツ大学と東京大学の共同研究など、最新の科学は「聴覚の可塑性(変わる力)」を証明しています。

バイリンガルの脳は、環境に応じて「英語用の周波数を受信するモード」と「日本語用の周波数を受信するモード」を瞬時に切り替えています。

留学の効果を最大限に引き出すためには、現地に行く前(あるいは行ってからでも)、英語の高周波帯域を「言語」として認識できるよう、脳の聴覚フィルターを意識的に広げておくことが大切です。

耳が開けば、現地の生活音すべてが「教材」に変わります。

カフェの雑談も、テレビのニュースも、ホストファミリーの何気ない一言も、すべてがクリアな音として脳にインプットされ、日常生活の中で言葉の感覚が磨かれていきます。

逆に言えば、この「耳の準備」さえできていれば、日本にいながらにして、留学と同等かそれ以上の「音のインプット体験」を作り出すことも可能なのです。

脳を英語仕様に変える第3の言語習得メソッド

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そんな方も諦める必要はありません。

場所がどこであれ、あなたの脳を変えることは可能です。

私たちが提案するのは、高額な留学費用をかける前に、あるいは留学の効果が出ずに悩んでいる今こそ試してほしい、脳の聴覚システムを根本からアップデートする「勉強をしない」第3の言語習得メソッドです。

これは、最新の脳科学に基づき、大人の脳でも子供のような柔軟な聴覚を取り戻せるよう設計されたアプローチです。

英語の音声教材を聞き流すという無意味なアプローチではなく、様々なパスバンドを持つ言語の音色(超高周波の倍音を含む)を主体的な意志をもって聴く独自のトレーニングを行います。

様々な音域のシャワーを脳に浴びせることで、日本語の限られた周波数帯にとらわれていた聴き取りの幅が広がり、脳が新しい音の世界に開かれていきます。

すると、それまで現地で耳にしていたはずなのに捉えきれていなかった音が、急に輪郭を持ってはっきりと聞こえるようになります。

「あ、今カフェの店員、こう言ったんだ!」

この「聞こえる」という強烈な体験こそが、会話への自信を生み、文化の壁を越えて人と人が響きあう時間を育てます。

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この記事を書いた人

20代半ば頃から様々な言語に触れて、勉強するも思うように身につかず、思うように話せない経験を繰り返す。しかしある時、約4万時間に及ぶリスニングと、約2万時間に及ぶ音読を実践する中で、語学習得のヒントは子どもの言語習得過程にあると気づく。その後、自身で試行錯誤を繰り返し、第3の言語習得メソッドを開発。現在は「おとなのためのマルチリンガル講座」の講師を務め、多言語を学びたい多くの人たちに自身のメソッドを教えている。

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