英語の発音が劇的に変わる勉強法:口を動かす前に「脳のフィルター」を書き換える科学的アプローチ

英語を学ぶ日本人の多くが、心の中に抱えている共通の悩み。それが「発音」への苦手意識です。

「どれだけ練習しても、日本語の音韻の影響が抜けきらない」
「LとR、thの発音など、舌の動きを意識しすぎて言葉に詰まってしまう」
「ネイティブに何度も『Pardon?(もう一度お願いします)』と言われ、自信を失ってしまった」

あなたも、英語の発音を良くするために、鏡の前で口の形をチェックしたり、フォニックス(発音記号)を必死に覚えたりした経験があるかもしれません。

しかし、残念ながら、口の形や舌の位置をどれだけ練習しても、ネイティブのような「深い響き」を手に入れることは困難です。

なぜなら、英語の発音を「難しい」と感じる本当の原因は、あなたの口の筋肉にあるのではなく、あなたの脳の「聴覚システム」にあるからです。

科学的な事実として、「正しく聞こえていない音は、正しく発音できない」のです。

目次

発音練習の落とし穴:なぜ「口の形」が解決策にならないのか

英語の発音を良くするための勉強法として、一般的に推奨されるのは「舌の位置を正しく置くこと」や「腹式呼吸で声を出すこと」です。

確かにこれらは解剖学的には一理あるのですが、致命的な視点が欠けています。それは、人間の発声は常に「耳(入力)→脳(処理)→口(出力)」というサイクルで成り立っているという点です。

フランスのアルフレッド・トマティス博士が提唱した理論によれば、「人間は聴き取れない音を発音することはできない」とされており、これは「トマティス効果」として知られています。

つまり、あなたの耳が英語特有の音を「日本語の音」としてフィルターにかけて聴いている限り、いくら口の形を真似ても、脳から口へ送られる指令そのものが「歪んだもの」になってしまいます。

発音を改善したいのであれば、まず最初に行うべきは「口の特訓」ではなく、脳の「聴覚フィルター」の解除なのです。

日本人の脳を阻む「1,500Hzの壁」:パスバンドの正体

なぜ日本人は英語の発音にこれほど苦労するのか。その科学的な根拠が、言語ごとに使用される音の高さ、つまり「優先周波数帯(パスバンド)」の違いにあります。

日本医学英語教育学会の名誉理事長を務める脳神経外科医が行った研究によると、日本語と英語では、脳が言語として認識する周波数の範囲が決定的に異なっていることが証明されています。


  • 日本語のパスバンド:125Hz 〜 1,500Hz
  • イギリス英語のパスバンド:2,000Hz 〜 12,000Hz

日本語は、世界の中でも非常に低い周波数帯に依存している言語です。一方で、英語は日本語には全く含まれない「高い周波数帯」に、重要な意味や音の響きが集中しています。

日本語の環境だけで育った脳は、1,500Hz以上の音を「不要な雑音」としてカットする強力なフィルターを持っています。そのため、ネイティブが発するクリアな英語を聴いても、あなたの脳はその音の「核心部分」を切り捨て、日本語の範囲内で無理やり解釈しようとします。

さらに、マサチューセッツ大学と東京大学の共同研究では、英語の音声だけを聴くよりも、複数の言語の音声に触れた方が、新しい言語を習得する能力が高まることが明らかになっています。これは、異なるパスバンドを持つ言語に触れることで、脳が処理できる周波数の範囲が一気に広がるためです。

「R」の音が「ル」に聞こえ、「th」の音が「サ」や「ザ」に聞こえてしまうのは、耳が悪いのではなく、脳のフィルターが音を遮断しているからです。脳が不完全な音しか認識できていない状態で、正しい発音を目指すのは、地図を持たずに暗闇を歩くようなものです。

発音の習得を妨げる「3つの間違った勉強法」

多くの日本人が良かれと思って続けている勉強法が、英語を“日本語モード”のまま固めてしまうことがあります。

1. 発音記号(フォニックス)の暗記に頼りすぎる

記号を覚えることは「理解」の助けにはなりますが、それ自体が発音を良くするわけではありません。記号はあくまで「視覚情報」です。脳がその音を「聴覚情報」として正しく認識できていなければ、記号を見ても正しい音を再生することはできません。

2. 日本語のカタカナでルビを振る

「Apple(アップル)」「Thank you(サンキュー)」のようにカタカナを頼りにすると、英語本来の音を聴き分ける前に“日本語の音”として記憶してしまうことがあります。

その状態で練習を続けると、日本語の音韻パターンが固定され、英語の響きがなかなか育ちません。

3. ネイティブに音を直してもらうだけ

先生の音を真似しても、「どこが違うのかが聴き取れない」という状態では、修正のしようがありません。自分の出している音とネイティブの音の「周波数の違い」を脳が認識できて初めて、修正が可能になります。修正すべきは口先ではなく、脳内の「音の基準(解像度)」なのです。

脳のフィルターを解除する「第3の発音習得法」

発音の悩みを根本から解決するためには、日本語のフィルターを外し、英語のパスバンド(特にイギリス英語は2,000Hz以上)を脳が受け入れられる状態にする必要があります。

私たちが提案するのは、机上の勉強ではなく、脳の聴覚システムを再起動させる科学的なメソッドです。

認知神経科学学会のシンポジウムで発表された『脳科学から見た効果的多言語習得のコツ』という論文や、東京大学チームが英科学誌「Scientific Reports」で発表した研究でも明らかなように、大人の脳であっても、聴覚の可塑性(変わる力)は維持されています。適切な刺激を与えることで、一度閉じてしまった高音域の聴覚回路を再び活性化させることが可能です。

このアプローチの鍵は、英語だけでなく、世界中の様々な言語の音色に触れることです。フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語…それぞれが異なるパスバンドを持っています。これらの多様な音域に脳を触れさせることで、日本語の狭い周波数帯にロックされていた聴覚が、一気に柔軟性を取り戻します。

このトレーニングを行うと、英語の聞こえ方、英語の音の出し方が劇的に変化します。

「聞こえる」から「出せる」へ: 英語の音が本来の鮮明さで脳に届くようになると、脳は自動的にその音を再現するための口の動きをシミュレートし始めます。

LとRの区別が「感覚」で分かる: 努力して聴き分けるのではなく、単なる「別の音」として脳が瞬時に判別できるようになります。

ネイティブのような「響き」が手に入る: 高い周波数帯の倍音成分が含まれるようになるため、声に深みが出て、軽く発音しても驚くほど通じるようになります。

英語の発音は、決して「舌の運動」ではありません。それは、あなたの脳がどれだけ豊かに英語の音を捉えられているか、という「情報の質」の問題なのです。

英語で世界とつながる、最高の自信を手に入れる

英語の発音が良くなるということは、単にカッコよく聞こえるということではありません。「自分の言葉が確実に相手に伝わっている」という確信が、あなたのコミュニケーションを根本から変え、英語を話すことへの恐怖を喜びに変えてくれます。

もう、相手の顔色をうかがいながら、ビクビクして話す必要はありません。日本語のフィルターを外し、脳を英語仕様にアップデートしたとき、あなたの言葉はまっすぐに、そして鮮やかに相手の心に届くようになります。

「英語の発音は難しい」という長年の呪縛を解き、ネイティブと会話を楽しむ未来を手に入れませんか。

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この記事を書いた人

20代半ば頃から様々な言語に触れて、勉強するも思うように身につかず、思うように話せない経験を繰り返す。しかしある時、約4万時間に及ぶリスニングと、約2万時間に及ぶ音読を実践する中で、語学習得のヒントは子どもの言語習得過程にあると気づく。その後、自身で試行錯誤を繰り返し、第3の言語習得メソッドを開発。現在は「おとなのためのマルチリンガル講座」の講師を務め、多言語を学びたい多くの人たちに自身のメソッドを教えている。

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