英語リスニングが伸び悩む本当の理由——英語だけ聴いていても、英語耳は作れません

あなたは英語のリスニングを上達させようと、毎日英語を聴いていませんか?

ポッドキャスト、YouTubeの英語動画、英語のニュース……。

「とにかく英語をたくさん聴けば上達する」と信じて、続けてきた人も多いと思います。


でも、、

  • 何ヶ月続けても、ネイティブの話すスピードについていけない
  • 英語のリスニングをしても聴き取れる単語が増えない
  • 毎日勉強しているのに、なぜか手応えがない



こんな経験はありませんか?

これって実は、あなたのやる気や努力の問題ではありません。

「英語だけを聴く」という方法そのものが、脳の仕組みに合っていないのです。

目次

なぜ英語だけを聴いても、聴き取れるようにならないのか

脳には、音を聴くときに使う「フィルター」があります。

このフィルターには、私たちが普段使っている言語の音だけを「必要な音」として通し、それ以外の音は「不要なノイズ」としてカットする仕組みがあります。

日本語だけの環境で育った私たちの脳は、日本語の音に合わせたフィルターを持っています。

つまり、日本語に使われている音だけを自動的に拾い、それ以外の音は、ノイズとして弾いてしまうのです。この「脳が優先的に処理する音の範囲」のことを、言語学では「優先周波数帯(パスバンド)」と呼びます。


日本語のパスバンドはおよそ125Hz〜1,500Hzです。 

一方、英語は地域によって使うパスバンドが異なりますが、日本語とは大きくズレがあります。例えばイギリス英語は2,000Hz〜12,000Hzと、日本語よりもはるかに高い周波数帯の音を使うのです。

つまり、日本語と英語では、使っている音の範囲が大きく違います。

そのため、日本語の音に慣れてしまっているあなたの脳が、英語の音を「ノイズ」として処理してしまうのです。

耳には届いているのに、脳がカットしている。

これが「英語が聴き取れない」という現象の正体です。

では、英語だけをたくさん聴けば、このフィルターは変わるのか

残念ながら、英語だけを聴いても脳のフィルターは変わりません。

日本医学英語教育学会の名誉理事長を務める脳神経外科医の研究によると、脳は慣れた音しか「言語」として認識しないことがわかっています。

英語だけを聴き続けても、脳はその音を「日本語フィルター」を通して処理しようとします。英語に特有の音の多くは、やはりノイズとしてカットされてしまうのです。

フィルターを通り抜けられない音は、いくら聴いても脳には届きません。

届かない音は、当然、聴き取れるようにはなりません。

これが、英語だけを聴き続けても伸び悩む人が多い、根本的な理由です。

解決策は「多言語を聴くこと」にあった

では、どうすればこの日本語フィルターをほぐすことができるのでしょうか。

マサチューセッツ大学と東京大学の共同研究で、興味深い結果が報告されています。

「英語だけを聴くグループ」と「英語に加えてさまざまな言語の音を聴くグループ」を比べたところ、さまざまな言語を聴いたグループのほうが、英語の音をより正確に聴き取れるようになっていたのです。

なぜ、英語以外の言語を聴くことが効果的なのか。

理由はシンプルです。

世界の言語は、それぞれ異なるパスバンドを持っています。

英語だけでなくフランス語やドイツ語、スペイン語、ロシア語など…
多様な言語の音を聴くことで、脳は「日本語だけでは対応できない音の範囲がある」ということを認識します。

すると、固まっていた日本語フィルターが少しずつほぐれ、脳が扱える音の幅が広がっていくのです。

「英語耳を作ろう」と英語だけを聴き続けるよりも、多様な言語の音に触れることのほうが、脳を根本から変える近道になります。

これは「勉強」ではなく、音に浸る体験

「多言語を聴く」となると、何か難しいことをしなければいけないように思うかもしれません。

でも、そうではありません。

子どもが母語を身につけるとき、文法を勉強したり、単語を暗記したりするでしょうか。

しませんよね。

ただ、毎日の生活の中で、周りの大人が話す言葉を無心になって聴き続けることで、気づけば話せるようになっています。

多言語を聴くことも、同じようなイメージです。

意識して分析したり、内容を理解しようと頑張ったりする必要はありません。

ただ、世界のさまざまな言語の音の一つひとつの響きを味わうように聴いていく。 

それだけで、脳の中で静かに変化が起き始めます。

閉じていた音のフィルターがほぐれ、脳が受け取れる音の幅が広がっていく。

その状態で英語を聴いたとき、これまで聴き取れなかった音が、すっと入ってくる瞬間がやってきます。

英語リスニングの伸び悩みを感じている人へ

英語だけを一生懸命聴いてきたのに、なかなか上達しない。

そう感じているとしたら、あなたの努力の方法を少し変えるだけで、状況は大きく変わります。

英語耳は、英語のリスニングだけでは作れません。

多様な言語の音に触れて脳の土台が整うことで初めて、英語の音がクリアに届くようになるのです。

では、具体的にどうすればいいのか。

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この記事を書いた人

20代半ば頃から様々な言語に触れて、勉強するも思うように身につかず、思うように話せない経験を繰り返す。しかしある時、約4万時間に及ぶリスニングと、約2万時間に及ぶ音読を実践する中で、語学習得のヒントは子どもの言語習得過程にあると気づく。その後、自身で試行錯誤を繰り返し、第3の言語習得メソッドを開発。現在は「おとなのためのマルチリンガル講座」の講師を務め、多言語を学びたい多くの人たちに自身のメソッドを教えている。

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